スパイスの効いた ひよこ豆のサラダ と豆の話

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スパイスの効いたひよこ豆のサラダ - 中近東のスパイスを効かせたひよこ豆のサラダは主菜としても、副菜としてもあるいはピタブレッドのポケットに詰めても

日本に居た頃に食べた豆と言うと甘い物が多かったと思います。私が子供の頃は鶯豆、金時豆、お多福豆、お正月の黒豆等とても甘い豆が食卓に出されました。大豆の煮物だって、ひじきが入っても入らなくても結構甘いですよね。甘くない豆と言ったら納豆と、豆ご飯とおつまみ用の豆位しか記憶にありません。

シドニーに移り、豆料理と言ったら大豆の煮物と納豆、たまに冷凍の枝豆を使ったお料理位でした。甘さの強いおかずは好まないので、子供の頃に食べた豆は乾燥した豆が有っても作りませんでした。かなり狭いレパートリーで随分長い間このままで、今思うと恥ずかしい限りです。

他の豆料理(インゲンは枠外で要するに豆粒の料理)に出会ったのは25年程前にグリンピースとハムのスープが最初でした。確かお隣から頂いたのだと思いますがその頃、オーストラリアで作る豆のスープと言ったらこのピーアンドハムスープ(Pea & Ham Soup)が一番人気があったと思います。グリンピースの緑がとても綺麗なスープで、豆本来の甘味があります。沢山作って冷凍にしておく事も多いようでした。

グリンピースとハムのスープ

グリンピースとハムのスープ (Gourmet Traveller のレシピサイトより)

その他に三色豆のサラダが良く持ち寄りパーティーで出されました。缶詰めの3色豆の水煮に刻み玉葱等を足してドレッシングで和えたサラダです。ポークビーンズも安いレストランや、ホテルで出ましたが、私はどう言う訳かポークビーンズが好きではありません。多分ハインツの缶入りのポークビーンズに出会って以来、拒絶反応を起こしているのだと思います。息子によると自家製のポークビーンズは美味しいとの事ですが。

それでも私は自分でこのような豆料理を作ろうとは思いませんでした。豆を使った外国料理を作ろうと思ったのは本当に最近の事で、2008年の2月にヨーロッパ旅行をした時です。この旅行は24日間の旅で、息子と下の娘と3人で行きました。ロンドンに着いて、そこからパリ、ニース、ローマ、フローレンス、ベニスに滞在し、オーストリアのヒンタートックスでスキーをして、ミュンヘン経由でシドニーに戻るという大旅行でした。

息子が旅先の美味しいレストランや見学する所を事前にしっかり調べてくれたので、毎日効率的に周る事ができました。色々な所へ行き、見物をし、美味しい物を食べまくりました。印象的だったお料理の一つはフローレンスの家庭料理レストランで食べた白いんげん豆, カネリーニビーンズ(Cannellini Beans)のトスカーナ風シチューでした。豆をスープでコトコト煮込んだもので、肉や野菜は入っていなかったと思います。オリーブ油を回しかけてパンと一緒に出てきたのですが、実に美味しい素朴なシチューで幾らでも食べられそうでした。高級なレストランにも行ったのですが、兎に角このカネリーニビーンズのシチューが強く印象に残ったのです。

それ以来何とかこれを家で再現したいと思っていたのですが、スープを作るのも面倒で中々腰を上げずにいました。その点息子は以前から冷蔵庫の残った野菜を整理する為に自分で野菜のスープストックを作ったり、肉を足してチキンストックやビーフストックも作ったりします。出来たストックは煮詰めてから製氷器に入れて凍らせ、小出しにして使うのです。私はもっぱらそれで作ったお料理を食べるだけの人でした。

野菜スープストック

野菜ストックを作るのは簡単 ‐ 野菜を投げ入れて、水を野菜が楽に被る位入れて煮込みます。

でも冷蔵庫に半端な量の野菜が残っていたので、ある日突然私も野菜スープストックを作ろうと決めたのです。早速息子にメールで作り方を聞いたらとても簡単なので驚きでした。乾燥したカネリーニビーンズも水で戻し、スープストックが出来た後、それで豆を柔らかく煮込みました。息子が仕事から帰ったので、フローレンスで食べた時のようにオリーブ油をかけてパンを添えて出したのです。とても美味しいと褒められました。あの子が美味しいと言ったらかなり自信をもって良い出来栄えなので、嬉しく思いました。

野菜スープストックの作り方は簡単です。お鍋に人参1個、セロリ1-2本、玉葱1個を其々ぶつ切り、ニンニク3かけ、パセリ丸ごと数本、黒胡椒の粒小匙1/2、月桂樹の葉2枚を放り込み、お水を材料がかぶる量より少し多めに入れて強火にかける。沸騰したらとろ火でコトコトと1時間半から2時間煮る。それを漉し器で漉して出来上がりです。少し煮詰めて500-700ml位の量が出来たと記憶しています。

カネリーニビーンズがかぶる位の量のストックで豆を柔らかくなるまで煮ますが、水分が減ったらストック又はお水を足して豆が水面下にあるようにします。塩胡椒でしっかり味を整えます。オリーブオイルも加えると味にコクが出ます。スープ皿に移したら飾り用にオリーブオイルを回しかけてパンを添えて頂きます。

この他に豆料理ではひよこ豆でハモスをたまに作るくらいですが、ナギはひよこ豆を割合に使います。その幾つかのレシピのうちの『スパイスの効いた ひよこ豆のサラダ 』は中近東のスパイス味で、アラビアのごちそうシリーズの1つです。アラビアのごちそう

スパイスの効いたひよこ豆のサラダ
 
下準備
調理時間
合計
 
このサラダは主菜としても、副菜としてもあるいはピタブレッドのポケットに詰めても良いと思います。ひよこ豆無しでも美味しく出来ます。このレシピのひよこ豆はとても美味しいので2倍の量作って、半分はこのサラダに使い、残りはおつまみ用に取って置くのがお勧めです。
作者:
分量: 4人分(副菜として)
【材料】
  • ひよこ豆 1缶(400g)水を切る
  • カーダモン 小匙1
  • オールスパイス 小匙1と1/2
  • クミンパウダー 小匙1
  • 塩 1つまみ
  • オリーブオイル 大匙2
サラダ
  • 胡瓜 2本 角切り
  • トマト(大) 2個(又は中3個) 角切り
  • コリアンダー(パクチー) 手に一杯程 ざく切り
  • パセリ 手に一杯程 ざく切り
ドレッシング
  • シェリービネガー 大匙1と1/2
  • レモンの皮 1/2個分 摩り下ろす
  • レモン汁 大匙2
  • エクストラバージンオリーブオイル カップ1/3
  • 砂糖 小匙1
  • ニンニク 1かけ 潰す
  • 塩・胡椒
【作り方】
  1. オリーブオイル以外のひよこ豆の材料を良く混ぜ合わせる。豆の水分でスパイスが良く付く。
  2. 大匙2杯のオリーブオイルを大きなフライパンに入れて強火にかけ、ひよこ豆を2分程炒める。フライパンを火からおろす。
  3. ドレッシングの材料を瓶に入れてよく振る。
  4. サラダの材料を混ぜておく。
  5. サラダにドレッシングをかけ、その上にひよこ豆を乗せる(温かくても良いし室温でも良い)。
【注】
1. このサラダはヨーグルトを少しかけても美味しく頂けますし、ピタブレッドの詰め物にも向いています。

2. ドレッシングの量は多いと思いますが、残ったら冷蔵庫に保管して後日サラダに使って下さい。

栄養成分表は副菜として4人で分けた場合の1人分です。注にも書きましたが、ドレッシングの量が多めで、私は何時もその半分位しか使いません。295カロリーの内60カロリーがオリーブオイルの分ですので、ドレッシングを全部使わなければカロリーを減らせます。NutritionChickPeaSalad

このレシピの英語版の料理名はMiddle Eastern Spiced Chickpea Saladです。RecipeTin Eats (www.recipetineats.com)に載っています。

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Comments

  1. says

    美味しそうですね。
    私は、豆料理が大好きです。特に、ひよこ豆はよく使います。
    歯ごたえがいいですよね。
    ハーブやトマトソースばかり使うので、エスニックなスパイスの使い方、上手になりたい!
    Nagiのアラビアのごちそうで、パーティしてみたいです。

    • recipetreasure says

      アラビアのごちそうはナギらしいパーティメニューです。是非試してみて下さい。
      彼女はこのご馳走を1時間で準備する方法を綴った投稿も出しましたので近いうちにそれも投稿したいと思っています。

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